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SUNRISE REPORT

的野のこと ワークチョップ報告 チョップ村開墾キロク

ナッツ博士の的野動物レポ!~イタチ科のお話~

みなさんこんにちは!ナッツ博士こと原谷明弘です。
ワークショップのガイドを担当しております。
今回は、的野の動物のことについて解説したいと思います!!
 
 
 
まずは的野に生息しているイタチ科の動物についての解説です。
イタチ科についての生物学的説明をします!
イタチ科の分類は、
・ネコ目(食肉目)・イヌ亜目・クマ下目イタチ上科・イタチ科です。
基本的に小柄で胴が長く短い四肢をもつ食肉目で、
小さいながらも獰猛で狡猾な捕食者で自分よりも大きな獲物に果敢に襲いかかります。
イタチ科にはイタチ・アナグマ・カワウソ・ラッコなどがいます。
 
 

最初に代表種のイタチの紹介です!

イタチの仲間にはオコジョ・ミンク・イイズナなどがいますが、
的野周辺に生息しているのは二ホンイタチチョウセンイタチの二種でしょう。
 
 
・二ホンイタチ
体長16~37㎝ 体重115~700g

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・チョウセンイタチ
体長25~39㎝ 体重360~820g

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この二種はほとんど見分けがつかないほど似ていますが、
チョウセンイタチは二ホンイタチに比べて大きく尾も長いです。
また、体色も褐色がかった山吹色になります。
 

二ホンイタチは主に山間部や森林地帯に生息し、チョウセンイタチは住宅地や農村周辺に生息しています。
チョウセンイタチのほうが植物食がつよいようですが、いずれもネズミ・鳥・爬虫類・両生類・魚・節足動物ミミズなどの動物や、ヤマグワ・カキ・マタタビサクラなどの植物の実を食べたりします。

イタチはかなり身近な野生動物で特にチョウセンイタチは町の中で見ることができる動物なので一度は見たことがあるでしょう。
 
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お次はちょっと珍しい種類になります!
イタチ亜科・テン属に分類されるホンドテンです。
 
 
・ホンドテン
体長40~55㎝ 体重0.9~1.8㎏
 
 

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▲テンの冬毛
 
 

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▲テンの夏毛
 
 
テンは主に森林地帯に生息し樹上生活をおこない、夏毛と冬毛で体色と姿が変化します。

また、冬毛の色でキテンステンと呼び分けられており、キテンの毛皮は最高級品とされており、テン猟を二人で行くと争い事(殺しなど)がおきると言われています。
食性はイタチとほぼ一緒ですが、体格がイタチに比べて大きい分ノウサギやリスなどを捕まえることができます。
 
 
イタチやテンは基本的に冬眠はせず活動時間も特に決まっておらず、繁殖期以外は基本的に単独行動をします。
また、目陰(まかげ)という二足で立ち上がり周囲を見渡す行動をとります。
狩の方法は、自前の機動力と柔軟性を活かし、樹上からの奇襲や待ち伏せなどをおこない獲物の頸椎や頸動脈を集中的に攻撃してしとめます。

 

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​▲テンの足裏です。指が5本あり鋭い爪が生えていることが分かります。
 
 
日本の伝承によると・・・
また、イタチもテンも古くから日本では妖怪の一種といわれており、
特にテンはイタチが数百年生きると魔力を持ち妖怪化するとされ、
「狐七化け、狸八化け、貂(てん)九化け」といいキツネやタヌキよりも化けるのがうまいとされます。
また不吉の象徴とされ、火災を起こすなどの伝承があります。
なぜそのような伝承があるのか不思議ですが、イタチの比べてめったに姿を見せず冬毛と夏毛で姿が変わり、その美しい妖艶な姿に魅せられ毛皮をめぐった争いが起こり、美しくかわいらしい姿とは裏腹に獰猛で狡猾な捕食者であるなどのイメージがあわさり妖怪だと思われたのかもしれませんね。
 
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最後にアナグマの解説!と、いきたいところなんですが、アナグマはイタチ科のなかでもかなり特殊な生態をしており。
また、よく間違われるイヌ科のタヌキのことも一緒に解説しようと思いますのでまた次回になります!
それではまたの投稿をお楽しみに‼